目の構造と色の生じる現象について(続き1)

色は、外界の世界と目の中の闇の世界との中間にあたる部分に生じます。
 
外界と目との境に接する目の働きは、ちょうど心臓が収縮して呼吸するのと同じように、目もここの所で呼吸しています。

真ん中に瞳があり、その周りに瞳孔があり、そして筋肉があって、この筋肉の働きでレンズが薄くなったり厚くなったりします。レンズが呼吸するのですね。それと同時に瞳が、このレンズの大きさをしぼったり広げたりします。


 そもそもゲーテ的な観察とはどういうことかというと、ある一つの現象を別の違った現象で照らし出す、そういうことを観察することがゲーテ的観察の基本になっています。
そしてまたゲーテは、自然を観察する時に、自然を分析したりするのではなくて、自然自身がもっている言葉で自然を観察することをやりました。
画像の説明


一体、目はどのようになっているのでしょうか。

まず目を外から見て気付くことは、ひとつの対極性があることです。それは眼球の白い部分戸、白と対称的瞳の黒い部分です。
そして白い眼球と黒い瞳の間、いわゆる瞳孔にあたる部分ですが、この部分の色は、基本的なあり方として緑色をしています。
このことは、特にアジアの人たちにはおかしいと思われるでしょうが、でも、そのうちに皆さんお分かりになるでしょう。

 緑色の部分にあたる瞳孔の中でも外側の縁にあたる部分、白に近い方は水色がかっています。黒い瞳の周りは赤味を帯びています。顕微鏡で見ますと、ここの部分は赤っぽく光輝いています。

では、目の色は一体どのようにして生じてくるのでしょうか。

いろんな国の人々の中でも髪の色の薄い人たちの目の色は、目の中の周りの水色が強く縁の領域にまで入ってきて、少し灰色がかった水色をしていたり、少し緑色がかった水色をしていたり、うすい目の色をしています。
逆に黒い髪の民族の人たちの目は、黒みを帯びています。もちろんいくらかの違いはありますが、こういう人たちの目は、内側の方にあった赤色が縁に向かってより多く輝いています。
そして、緑のペースの色と混ざりあって、茶色、こげ茶、そういう瞳の色をつくり出します。
赤い色が水色の一番外側の領域まで十分至らなくて、赤の輝きが途中で終わっているようなところでは、黄金色をしています。赤が完全に水色の部分まで広がっていますと、茶色の目をしています。
昼と夜の境、光と闇の間でいかに色が生じるのと同じ現象が、目の構造の中にも見られることがお判りいただけたかと存じます。(続く)







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